Q.フェイスリフトを行うとすべての皮膚が引き上げられるのですか?
フェイスリフトの切開線は出来るだけ目立たないように耳の内側やこめかみから毛の中で行います。そのためその切開線に近い部分とスマスで引き上げれる頬や首のたるみなどには効果があるのですが、顔の真ん中である眉間、法令線、口の周囲、オトガイ部などには効果を得る事が出来ません。目の上下のたるみや皴もフェイスリフトだけでは改善できませんのでこれらの部分の手術は別に行います。
Q,フェイスリフトって何回くらい出来ますか?
一般の方は手術、しかも美容の手術と聞くだけで不安になるのが普通でしょうし、何回も行うことなんて考えていないと思います。しかしながら手術をして顔が若返る事が本人の仕事や自尊心に必要である方もまた存在してましてこれ等の方々は自分の年齢のある時期に何回かのフェイスリフトを希望します。あるいは一度フェイスリフトを行ったものの結果に満足されない場合も再手術に希望を託します。私の経験では5回目の手術を(当院では最初の手術ですが)行った事がありますが、何度も行うともみ上げやこめかみの皮膚が引き上げられて顔の面積が大きくなりもみ上げ部分に植毛を行う必要があります。一般的には2-3回が無難な所でしょうか。
Q、しみの種類によって治療法がちがうのですか? 大きく分けて紫外線などの刺激によるしみと、化粧品などが合わない場合の接触性皮膚炎、ホルモンの変動による肝班、に分けます。紫外線によるしみは皮膚の表面が主に障害されているのでレーザーが効果的ですが、レーザーは照射後軟膏を塗ったり、ガーゼをあてたりしますので仕事に差し支える場合があります。最近は光を用いたIPLという機械で直後から化粧できるようになりました。ただしそれはそれで3週間に一度 3-5回照射するわずらわしさがあります。化粧品できるしみは慢性のメラニン沈着です。 ビタミンC,トレチノインなどの薬剤を使用します。肝班は左右対称性に目の下から外側にできるしみで、女性に多く見られます。出産後、やホルモンの異常などで出来ます。 レーザーは逆効果です。これもトレチノインとハイドロキノンという薬剤の組み合わせ、メラニンを抑制させる薬の服用などで治療できます。 |